2011年完成
仕事をしながらちんたら作っていたら完成まで1年7ヶ月かかってしまいました。
このお人形もやっぱり大嫌いな製図描きと発砲スチロールでの原形削り出し作業を
やらずに油土原形を石膏で型取りして石塑粘土に置き換えて作ってみました。
小さなサカナ男はいいとしても
例えば70センチ前後のお人形、同じ作り方でいけるのかとか色々疑問に思い、
まずいのかいけるのかやってみようということでこのサイズにしました。
お教室はさっさとやめてしまったし勉強はしないわで人形作りはわからないことだらけですが
とりあえず疑問に思ったら一個一個やっていくことに・・・。
(そしたら1年7ヶ月!バカなのか?!)
結果としては・・一応これと言って問題もなく作れたようですが・・・
長い間かかりましたけど不思議と投げ出す気にはならずに
改めて造形っておもしろいなあと思いました。
形を作ったり磨いたり色塗ったり髪の毛貼ったりお裁縫したり
これは最強のボケ防止にもなるのでは?
やっぱりずっと続けていこうと思います。
今回のこのお人形のお題ですが
油土原形を作っているときに「前夜」という題名をつけて
”神様に見せるためのお芝居をする人”というイメージで作ってました。
昔、よそのオッサンと話していたときに聞いた話しをちょっと思い出しましてこれにしました。
お芝居前日の真夜中に装束姿で静寂の中にたたずむ姿とか(どんだけ長い待機)
張り詰めた緊張感とかを表現しようと頑張っていたわけなのですがちょっと
今回のはやっぱり・・・「無題」とさせていただきたいと思います(ワキ汗)
お題を知って見ていただいてた方にはすみません
(なんか邪悪な感じに見えるし・・やっぱり色々と無理が・・ブツブツ・・)
★本体材料★
石塑粘土・モデリングペースト・油絵の具
自作眼球(フィモ・アクリル半球)・人形用の絹の髪糸
★面材料★
石塑粘土・油絵の具・ヒゲとマユゲ部分にヤクの毛
身長 76センチ
